資さんうどんの歴史
一枝本店
1976年(昭和51年)1月、大西章資(当時33歳)が現在の戸畑区一枝に本店を開店。何種類もの材料を組み合わせながら、試行錯誤を重ね、2年がかりで出汁を開発するなど、現在の「資さんうどん」の原型ができた。創業から数ヶ月後、現在の屋号が誕生。大西は、自分の名前から一字取って、みんなが親しみやすい店名として「資さんうどん」とした。
店舗拡大・会社設立
「資さんうどん」は評判を呼び、店舗数を増やし、会社設立の運びとなった。会社設立にあたり、「資さんうどん」を象徴するロゴを作成。現在も使用している「資」を井形で囲んだロゴは、創業当初から店を支え、「資さんうどん」の味づくりにも力を貸してくれたベテラン従業員・井藤さんに感謝を込めて、井藤さんの「井」の字と資さんの「資」を組み合わせ、誕生した。
「ごぼ天うどん」
「資さんうどん」の代名詞となっているスティック状のごぼ天だが、最初はささがきのゴボウのかき揚げだったが、うどんとの相性を研究し、ゴボウの太さや切り方など改良を積み重ね、現在の形に行き着いた。「資さんうどん」を代表する人気メニューとなっている。
北九州から地域拡大
2009年(平成21年)から、下関市を皮切りに、福岡都市圏、福岡市に出店を開始。福岡に進出する際、博多うどんの味に合わせたほうが良いという意見もあったが、大西は、これまでお客さまからご支持頂いていた「資さんうどん」の味を貫いた。その結果、北九州以外の地域でも徐々に味が浸透し、他地域の皆さまにも受け入れられるようになった。
「幸せを一杯に。」
2012年(平成24年)12月、創業者大西章資が育んだ「資さんうどん」は、横山米治に、そして、2018年(平成30年)3月に、佐藤崇史がバトンを引き継いだ。「幸せを一杯に。」を使命として、いつの時代も、どんな場所でも「最高の一杯」をお届けし、一杯を通じて幸せを分かち合いたい。これまで培った伝統をさらに進化させ、常に本物の美味しさへの挑戦を続けていきたい。この街に資さんがあって良かったとすべての地域に元気とぬくもりを届ける。この思いを胸に、「資さんうどん」は、従業員みんなで力を合わせて更なる挑戦を続けていきます。