【創業者 大西章資の想いをつなぐ vol.4】
創業者とご縁が深かった方のお話を通して、資さんが大切にしてきた想いを伝えます🍀
語ってくれたのは…店長候補として入社し、各店舗で長年にわたって店長を務めた後、エリア長を経て現在は製造部の責任者を務める従業員さんです。
■最初に店長をした中原店は、その頃、唯一ぼた餅と巻き寿司を販売していた店だったそうですね。
はい、覚えることが多くて大変でしたね。大西さんの家から近く、奥さまもよく食べに来られて、いろいろなアドバイスや注意をしていただき、温かく見守っていただきました。大西さんは味に対するこだわりが強く、「味見をしろ!いつでも味見できるように、店長はマイスプーンを持っとけ」が口癖でした。会うたびに必ず、「美味しいうどんが出せとるか?大丈夫か?」と聞かれました。とにかく「商売」という言葉を使う方で、「商売人って嫌なイメージがあるやろが。でも、どんな大会社の社長も商売をしとる。商売人になるのは素晴らしいことなんだ」とも教えられました。
■大西さんは、うどん屋をする以前は電機屋をしていたそうですね。
訪問先でテレビを修理するときは、部品を交換して終わるのではなく、テレビの掃除もしていたそうです。画面をきれいにすると映りも良くなります。「お客さまが代金以上の価値を感じて、喜んでお金を払ってくれる。それが本当の商売だ」と教わりました。資さんの場合は、うどんも他のメニューも美味しくて、店がきれいで、接客も感じがいいことが大事。「商品だけで勝負するのは資さんじゃない」と語っていました。素人だった大西さんが作ったうどんやぼた餅が、多くのお客さまにご支持いただいていること、大西さんの想いは、“味”に生き続けると思っています。資さんの味と大西さんの想いは必ず守っていきたいです。
私たち資さんうどんの従業員はこれからも、創業者の想いを受け継ぎ、「資さんならではの美味しさ」を守るために精進して参ります✨🙇♀️